モスクワの地下鉄にも通勤ラッシュがあります。
最高潮を迎えるのは朝8:30~9:00ごろです。
ちょっと古いビデオですが、モスクワで1、2を争う混雑度を誇る駅の朝の様子です。
東京とかに比べたらマシなのかな。
個人的にモスクワのラッシュで特に大変なのは、
- 乗車のときに列を作らない。
- 入口(列車)がどこに止まるか決まっていない。
- 乗車中であってもお構いなくドアが閉まる(というか、ドアが閉まっていても、乗客が手でこじ開けて乗る)。
- 冬はいっぱい着込んでいるので、より狭い&車内は暑い。
- 空調設備は全く無し。
1.の列を作らないというのが、個人的には結構なストレスです。
このせいで、乗車するときは早い者勝ちとなってしまい、狭い入り口から何人もの人が我先にと乗り込もうします。
ドアと太ったおばさんの間なんかに挟まれたときには胃袋がつぶれる気がします。
かなり気合をいれて乗車に臨む必要があります。
このロシア式乗車方法では、より重量がある人から先に乗車できるシステムになっています。
ですので、たとえ私の目の前に入口が停車したとしても、もし私の横に大きなサイズのおばさんが立っていた場合、先に乗車できて、席に座れるのはそのおばさんなのです。